こんにちは♪
今日はきのうの記事でも触れたパクリサイトについて書きます。ちょっと長くなりますが、「被害者」「加害者」にならないためにも必要なので、どうぞお付き合いください。
パクリ、ダメ!ゼッタイ!
他人の画像を自分のものに
きのう紹介したしゅうまいさんの件は、バイラルメディアにおける画像(写真)の無断使用でした。
KAUMOというサイトにしゅうまいさんのブログ画像が「出典」という名のもとに無断利用されていたのです。
しゅうまいさんの記事⇒ブロガーや写真愛好家の皆さん、勝手に写真を使われていますよ
「出典を明らかにしているからいいんじゃないの?」いえ、違います!
出典とはしているものの、内容は関係ない記事で、単に画像をあたかもフリー素材であるかのように利用しているだけなのです。
これは著作権法に抵触する可能性があるし、モラルとしても問題です。
出典元が「Google」や「yahoo!」のもあるんです。それって、Googleの画像検索から勝手に拾ってきて載せているということでは?
もはやなんでもありという状況です。
パクリは画像だけではない
ブログ記事をまるごとパクるという悪質な事案もあります。いわゆるコピーサイトです。なかにはサイトデザインまでそっくりというのもあるらしいです。
こんなことをされてはGoogleからの信用を落としてしまいかねません。場合によってはペナルティをうけてしまう切実な問題です。あなたのブログがGoogleから抹消されるということです。
パクリサイト、メディアへの対策は?
どう探す?
パクリ画像の探し方は「site:(調べたいメディアのドメイン)(自分のドメイン)」で検索すればよいです。ただし、「出典」など書かずにパクっているサイトは出てきません。
パクリ記事の場合は自サイトの文章をある程度のながさ、例えば30文字くらいを検索にかけてみます。
あるいはGoogleウェブマスターツールから調べる方法もあります。
しゅうまいさんの記事⇒被リンクをチェックしてパクリメディアからの無断使用が無いか確認しよう
パクられたときの対処法
しゅうまいさんの場合はKAUMO(運営元)にかけあったことによって削除できたそうです。
しかしすぐにまた、違う人のサイトから画像を盗み取り、載せているようです。まあ、なんというか、なんなんでしょうね。
あやぴさんというアフィリエイターの方がいらっしゃるのですが、あやぴさんは自サイトがまるまるコピーされた際に、非常にユニークな方法で対策されたそうです。
それは「うんこ画像」です。
画像がコピーサイトからリンクされていることを逆手にとった手法です。ブログ主のあやぴさんは、この画期的なうんこを無料配布しています。
あやぴさんの記事⇒レビューキング!っていう丸パクリサイトに記事丸パクリされたので、ウンコ攻撃しました!!!
あとはブログをコピーされた場合の一般的な手法として、記事の執筆者に削除依頼をする。それでもだめならブログ運営元とGoogleに通報するという手があります。運営元からは記事の削除、Googleには不正なサイトをインデックスから削除してもらうのです。
自分で画像が撮れない場合
先ほどから言うように、よそ様のブログなりサイトから無断で画像を取得し、利用することはアウトです。文章もしかり。
自分で用意できないなら、無料で画像素材を提供しているフリー素材サイトを利用するとよいです。今回の記事はそういったサイトの画像を利用しています。
例)写真素材 足成
「フリー写真素材」などで検索すればいくつか出てきます。とはいえ、使い方によっては利用制限がある場合があるので、利用規約は確認しておきましょう。
注意ですが、例えばメダカの画像をフリー素材からダウンロードしたとします。しかしそれを、あたかも自分が撮影したように載せるのはやめましょう。たいていの場合、フリー素材でも著作権は撮影者に属しています。自分のものにしてはいけないし、モラルにも反します。
あなたが加害者にならないために
「このくらい良いだろう」と甘く考えて、画像や(引用の範囲を超えて)文章を無断で使用してはいけません。
素敵な写真、おもしろいブログ記事などがあれば、つい使用してしまいそうになるかもしれません。
しかしそれはあなたが「加害者」になるということです。場合によっては法律違反です。
サイトを運営するということは、それなりの責任を持つことが求められるということを肝に銘じておきたいものです。
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